風雅乃絵姿~時代衣装変身体験と女一人旅~

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オプショナルツアー、シュガーロードを車窓から見物する事に。2025年12月の沖縄県への旅行(その44)

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冬季休暇の旅行は原則的にはおひとり様での旅行に出掛けていますが、奇数年の年末であると言う事で偶数年の年末のように派手に散財する事は出来ませんでしたので予算がある程度決められている状態での旅行になりました。おひとり様での旅行であるだけに候補地は国内も海外も選択肢として色々ありましたが、国内であるのなら南国リゾートに出掛けたいと思って複数の候補地から航空券を探す事にしました。

往路と復路の航空券の料金の面で丁度良かったのが2025年12月25日の出発で12月29日の帰着でしたので日程の面では4泊5日の旅程の内容になりましたが、南国リゾートでも前々から興味のある石垣島と八重山諸島に出掛ける事にしました。

現地では複数のツアーの参加しましたが、石垣島や八重山諸島への旅行としては王道であろう西表島や竹富島、石垣島の主な観光スポットを巡るツアーバスを選んで玉取崎展望台やシーサー農園や川平公園と言った王道的な観光スポットを巡る内容にしました。公共交通機関での訪問が難しい場所にも出掛ける形の物になりましたが、石垣島に行く事は初めてでしたので王道的な観光を意識した内容の物で旅程を組む事にしました。

4泊5日での1年に1度出掛けるかどうかの規模の大きな旅行になりましたがその行程の一つとしてオプショナルツアーへの参加でシュガーロードを車窓から見物をしたと言う事でその事を書かせて頂こうと思います。今回の旅行はおひとり様の旅行ですが、レンタカーなしでの旅行ですので参考になればと言う思いがあります。

前回の記事はこちらになります。

fuuga-no-esugata.hatenablog.com

観光スポットの概要

スポット名:シュガーロード
住所:沖縄県八重山郡竹富町小浜
訪問日:2025年12月28日
時間:15:20→15:25
入場料金:無料(※車窓からの観光)

小浜島の観光地を観光バスで巡ります

小浜島の観光をする場合はレンタサイクルを借りるか現地の観光バスに乗るかの二択になりますが、この日は小雨も降っていた事もあった上に、オプショナルツアーで観光バスがプランに含まれていましたので観光バスに乗っての観光になりました。まずは、小浜港から比較的近いシュガーロードを目指して観光バスが走って行く形になりました。地面の水溜まりの状態を見て頂けると分かりますが、午後の時点でもある程度の雨が降っていた形になっています。

前列の席ですので眺望の面では良いです

観光バスに乗った時には他の参加者の方がおられなかったと言う事で、運転手の後ろ側の前列の席を選びましたので前側の眺望の面では良いです。下車観光の多い観光バスの場合では前列にこだわる事は少ないですが、今回のオプショナルツアーの場合では車窓観光が多いですので意識的に前列の席を選びました。運転手の方の説明で小浜島の観光スポットの案内をして頂けますが解説が分かりやすかったです。

シュガーロードの入口にやってまいりました

小浜島にあるシュガーロードは、多くの観光客に知られた人気スポットです。真っ直ぐに伸びる道路の両側にはサトウキビ畑が広がり、沖縄離島らしい風景を代表する場所として親しまれています。冬の時期に訪れるとこの場所が持つ本来の美しさや、小浜島の日常の豊かさがより深く感じられる事があります。

道路の脇にサトウキビ畑が見えます

道路の脇には一面にサトウキビ畑が広がっています。冬のシュガーロードには観光地らしい派手さはなく賑わいも夏の時期と比較すると少なくなります。シュガーロードの入口に到着して運転手の方に説明がされてから観光バスが進んで行く事になりました。静かに流れる時間の中でサトウキビ畑や海を眺めていると、小浜島という島が本来持つ穏やかな魅力を深く感じる事が可能です。

シュガーロードが全国的に知られるようになった大きな理由の一つが、NHK朝ドラの「ちゅらさん」の舞台として登場した事です。実際にシュガーロードを訪れてみると、多くの人はロケ地を見に来たと言う感覚以上の物を味わいます。シュガーロードが単なる撮影場所ではなく、「ちゅらさん」が描こうとした沖縄の暮らしや人々の心、その世界観その物が息づいているように感じられるからになります。

サトウキビが生育している風景になります

冬の時期での訪問になりますので、秋の収穫の時期が終わってから、次なる収穫期に向けての生育していく状態のサトウキビの姿が見られますので、生育しているサトウキビの姿を見る事も可能です。雨の日には葉の色が濃く見えて来ます。広大な畑が続く景色は北海道の農地の風景の色彩とも異なっていて南国特有の雰囲気があります。色彩的な面では北海道の寒色系の緑ではなくて暖色系の緑になっている所が大きいです。

雨に濡れたサトウキビ畑は驚くほど美しく見えます。晴天時の緑は明るく鮮やかですが、雨の日は深い緑や落ち着いた緑、艶のある緑へと変化します。葉の表面に付着した雨粒が光を反射し、植物本来の生命力が際立って来ます。小雨が降っていて空が暗いですが、横殴りの雨ではありませんでしたので車窓からサトウキビ畑を見る分に関しては問題なく見えている状態です。

豊かな自然の風景が見えて来ます

冬の八重山では雨季になる為、雨が降る事もあります。観光客の中には残念に感じる人もいます。しかし、自然風景という観点から見ると雨は大切な存在です。雨に濡れたサトウキビの葉は色が濃くなりますし畑全体が深い緑に変わります。車窓からでは暖色系の緑色に染まったサトウキビ畑の豊かな自然の風景が見えて来ます。

冬は暑さがなく快適です。窓の外には、サトウキビ畑、空、雲、歩くと見えない広がりも、車窓からなら感じる事が可能です。特にゆっくり走る車内では、自然の変化をじっくり観察出来ます。移動その物が自然観察の時間になります。冬のシュガーロードは、小浜島が持つ豊かな自然の魅力を最も穏やかな形で体験出来る場所です。雨天ですので空の色が暗いですがサトウキビの芽の色が深くなっていて独特の色彩が現れています。

シュガーロードに入って行きました

シュガーロードの入口付近から風景が開くように感じられました。島内の集落や道路を走っていると、民家や樹木が視界に入っています。しかしシュガーロードへ入った瞬間、それまでの景色が一変します。目の前には、広大なサトウキビ畑、真っ直ぐに伸びる一本道大きな空、遠くまで続く視界が一気に広がります。そのため、まるで舞台の幕が開くような感覚になる事があります。特に冬の時期は、サトウキビが育っていて、畑の存在感が増しています。

車窓から見ていると、道路の両側を深い緑のサトウキビが埋め尽くし、島の風景の主役が一瞬で切り替わったように感じられます。シュガーロードの場合は、丘陵風景ではなく、亜熱帯の島ならではの平坦で開放的な広がりがあります。さらに冬の雨の日には、その印象がより強くなります。入口に差しかかると、濡れた道路の先に、深い緑色のサトウキビ畑が左右へ大きく広がり、曇り空がその上を覆っています。派手な色彩ではありませんが、緑の量感が圧倒的です。

細い道ですが一種の既視感があります

シュガーロードは真っ直ぐの道ですが、こちらの風景を見ていて一種の既視感がして来ました。2025年12月の沖縄県への旅行よりも以前に出掛けていた2025年8月の北海道への旅行がありましたが、その時の定期観光バスの車窓観光で見たジェットコースターの路の風景に近い物がありました。道幅や緑の色や空の色が異なっていますが、真っ直ぐに伸びる道路の風景は共通している所があるように感じました。

シュガーロードとジェットコースターの路は、日本の南と北に位置し、気候も植生もまったく異なります。しかし、風景の骨格とも言える部分に似た要素があります。まず共通しているのは、道が主役の風景である事です。多くの観光地では、山や海、建築物などが主役になります。しかしシュガーロードもジェットコースターの路も、視線が自然と道路の先へ導かれます。その為に場所が違っても似た印象を受ける事があります。

サトウキビが生育している畑の横を進んで行きます

シュガーロードの面白い所は、入口で感じる開放感が道を進むにつれてさらに大きくなる事です。最初は、畑が広いと感じますが、しばらく走ると視線は道路の先へ向かいます。真っ直ぐ伸びる道とサトウキビ畑の組み合わせによって、この風景はどこまで続いているのだろうと言う気持ちが自然に生まれます。冬の雨の日であれば、入口から広がる深い緑のサトウキビ畑は特に印象的です。明るい南国の風景と言うより、潤いを含んだ豊かな大地の風景として目に映り、島の自然の力強さを感じさせてくれます。

迫力のある風景を楽しむ事が出来ました

シュガーロードは道路の両側に広がるサトウキビ畑が視界を埋め尽くします。冬の時期はサトウキビがよく育っている為、畑の広がり、緑の量感、真っ直ぐな道路が一体となり、非常に力強い景観を作り出しています。車窓から眺めていると、まるで緑の大地の中を一直線に突き進んでいるような感覚になります。

その迫力は、高い山や巨大な滝のような迫力とは種類が異なります。シュガーロードの迫力は、「広がりの迫力」と言えるでしょう。道路の先が遠くまで見渡せる為、視線は自然と地平線方向へ引き込まれます。左右にはサトウキビ畑。頭上には広い空。遮る物が殆どありません。その為に風景全体のスケールが大きく感じられるのです。冬の雨の日であれば、その迫力はさらに独特な物になります。

シュガーロードは亜熱帯の生命力の迫力と言えるかもしれません。冬のシュガーロードでは、深い緑のサトウキビ畑が道路の両側に広がり、その景色が一気に目の前へ開けます。その瞬間に感じるのは、単なる美しさだけではなく、小浜島の自然が持つ豊かさと力強さになります。この後は小浜島の集落に向かって観光バスが進んで行く事になりました。

次回の記事はこちらになります。

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