風雅乃絵姿~時代衣装変身体験と女一人旅~

時代衣装、平安装束の変身体験の魅力と女一人旅の魅力を紹介しています。

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香川県立ミュージアムさんにて十二単の衣装体験をする事に。(2010年9月3日)

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2010年9月3日、香川県立ミュージアムさんにてイベント用の十二単の衣装体験をしてまいりました。 この十二単の存在を知ったのが2日前である2010年9月1日ですが、着替えの為に別室に案内して頂いた時に体験用の十二単の構成具とは異なる単と五衣と表着を見つけましたので、その平安装束の事で電話で問い合わせをすると正月や雛祭りの時期のみに使われているイベント用の平安装束である事を知りました。

衣装体験の概要

体験日:2010年9月3日

時間:11時から11時30分

香川県立ミュージアムさんのイベント用の十二単(※白小袖・切袴は自前の物を持参)

入場料金:無料エリアにつき無料

体験料金:無料

衣装の内容について

平安時代の女性の正装としての十二単姿。

小袖:白色(自前の物を持参)

袴:濃色の切袴(自前の物を持参)

単:萌黄色

五衣:萌黄色、青色、白色、薄黄色、薄緋色(襲色目名不明)

打衣:赤色

表着:蘇芳色

唐衣:紫色

裳:白色

裳の小腰:紫色

実際に衣装を着付けられて

2010年9月3日に香川県立ミュージアムさんを訪問しましたが、イベント用の平安装束の衣装体験の希望を話してみると、遠方で先日に来て通常時に用意されている十二単を体験して頂けたからと言う事もあって特別に衣装体験をさせて頂く事になりました。 こちらの単と五衣と表着は平安装苑さん(平安装束体験所さんの母体)の作品でかなり本格的な物になっていて重量感も通常の十二単に比べるとかなり重い物になっています。

平安装束用の下着姿になる時には別室を案内して頂きましたが、まずはその場所で上半身のみ肌着姿になってから白色の小袖と濃色の切袴を着てウィッグを付ける事になりました。

2010年の当時では長い髪の毛に憧れて平安装束の衣装体験の時には長さのあるウィッグを付けていましたが、こちらの記事を再編集している2025年5月の現在では付け毛を付ける程度の自然な感じのヘアセットをする程度にしている事が多いです。

この時は私の自宅に時代衣装の下着があったのとイベント用の十二単を着付けて頂いていると言う事で、本来の香川県立ミュージアムさんに置かれている十二単の構成具とは仕様が異なっていますが、この点は先におことわりとして書かせて頂きます。

こちらの十二単の本来の仕様は単、略式の三衣、表着、唐衣、裳の形になります。 体験者の方の数が多い事もあって不定期的に衣装が新調されていますが、こちらの記事を再編集している2025年5月の現在では衣装体験のコーナーも再開されていて春夏用と秋冬用と正月用と3着置かれている状態になっていると言う事でした。

自前の白小袖と濃色の切袴の下着姿の状態になってから十二単の構成具が着付けられて行きましたが、まずは単と五衣が重ねられた物が着付けられました。 その後に打衣と表着が着付けられてから唐衣と裳が着付けられて衣装としては完成形の形になりました。

後日談としてこちらの平安装束の事を平安装束体験所さんの福呂先生に聞いてみると、「十二単の作品の一つとして香川県立ミュージアムさんにも提供させて頂いています」と言われていました。 実際に福呂先生が製作された十二単は皆具での物はありましたが、長袴と唐衣まで含まれた皆具の形としては本当に展示の時のみに使われると言う事で、この時に福呂先生の作品で体験したのは単と五衣と表着になります。

香川県立ミュージアムさんは2日前、2010年9月1日にも訪問をしていましたが、その時には通常の体験用の十二単を着付けて頂いたと言う事で、正月の時期のみ用意されるイベント用の十二単の存在が確認出来たと言う事で再度の訪問をしたかったのですがそれが叶って良かったです。

この点では流石は青春18きっぷでの移動手段で安く済んだと言うのがありました。 青春18きっぷは2024年12月にシステムが大幅に変更されたので長期休暇の時期に取り敢えず購入して気が向いた時に使うと言う手段が使えなくなったのが惜しいです。

十二単が着付けられるとスタッフの方に衣紋を整えて頂いての完成になりますが、こちらの香川県立ミュージアムさんの十二単の場合は袴が無い略式の物ですので、その場所に関しては、切袴を穿くか見た目が似ている袴風のスカートやパンツを穿いて行くかどちらかしたら完成度としては上がって来るのかなと思いました。

唐衣や裳は素材的な面では化繊の物であるかなとは思いましたが、福呂先生が制作された単や五衣、打衣や表着は正絹の物になっています。 五衣は現在の皇室で使われている十二単と同じ仕立てられ方である比翼仕立ての物になっていました。

こちらの学術施設の場合では2010年の当時は予約無しで且つ無料で体験出来る物になっているのか十二単の構成具が傷みやすい傾向にありますが、不定期的に修繕に出されていたり購入されたりと言う感じで衣装の入れ替えが早い傾向があります。

十二単の構成具としては下着や袴がない状態で略式の物になっていましたが、実際に着付けられた姿としてはそれなりに良い物になっていたと言う事でこの点では実家からは遠い場所になりますが訪問して良かったと思いました。 イベント用の十二単の仕立ては流石は福呂先生の作品であるのかなと感じさせられる重厚感のある物になっています。

メイクの設定

メイクはセルフメイクの形式でしたので予め自宅でメイクをして衣装体験の前に口紅を塗り直しての着付けの開始になりました。 2010年の当時でのメイクの流行ではありますが、眉毛がこちらの記事を再編集している2025年と比較するとかなり細いのがその当時のメイクの流行であるのかなと感じました。

セルフメイクの形式ですのでファンデーションベースのメイクではありますが、市販品のファンデーションではかなり明るい色の設定の物を使ってのメイクになりました。 市販品では白塗りのようなメイクにはなりませんがそれなりに明るい色の仕上がりにはなっています。

ファンデーションは普段使う色よりも1段階程度明るめの色の物を使っていました。 自宅を出発した時点では口紅はナチュラルカラーの物を塗っての物でしたが、目元は付け睫毛も付けての既に派手な状態になっていた為に移動中では目立つ物であるのかなとも感じさせられました。

メイクが派手であるのか、口紅を派手に塗っているのか分かりませんが、2010年の当時は無料で体験出来る衣装体験であった事を考慮すると写真の仕上がりの意味での完成度としては高い物になっていたのかなと思います。

髪型はフルウィッグを使っての物になりますが、夏の時期であると言う事で綺麗に纏まらずに生え際が自然な感じではありませんが、雰囲気的には平安時代のお姫様のような感じに仕上がりました。

私の場合は頭周りが平均よりも大きいのでフルウィッグになると生え際の合う物が少ないので近年では生え際の概念の無い付け毛のみでの対応にしている事が多いのですが、その場合では生え際が自然な雰囲気に仕上がるだけに長さが適度にある付け毛があればそれで良いのかなと感じさせられる事が多いです。

小道具の設定

小道具は本来の場合では持具となっている檜扇が用意されるのですが、この時には檜扇が修繕に出されていてなかった状態でしたので、小道具としての代わりになる物でと言われてスタッフの方に用意されたのが鼓と神楽鈴になります。

鼓や神楽鈴はこちらの香川県立ミュージアムさんの衣装体験で使われる本来の小道具の設定ではありませんでしたが、体験コーナーで常設で和楽器を体験出来る物として置かれていたと言う事でご厚意でそれらの物をスタッフの方に持って頂きました。

2010年の当時では檜扇を購入する事は考えていませんでしたが、この1年後の2011年に袿の皆具を購入する事になってその時に持具として檜扇も購入する事になりました。 1年でそこまで進化するとは思わずの事でしたが、檜扇は購入して損のしない物であると言うのが後々になって実感した感じでしょうか。

檜扇は値段が高いので安い買い物ではありませんが扇系の物は一通り揃えた方が良いのかなと思いました。 神楽鈴も私が関東地方に引っ越した後に購入しましたが、神楽鈴の場合は檜扇よりは安いので購入しやすい小道具であると言うのが感じさせられます。

自由撮影

自由撮影では本来は約10分の時間で連れの人に撮影して頂く形式になっていますが、おひとり様での訪問の時にはスタッフの方に撮影をして頂けました。 少ない枚数で良いのであればスタッフの方に撮影して頂ける形になりました。

専門のカメラマンの方の撮影では無くあくまでもスタッフの方の撮影ですので画角が綺麗に撮る事が出来ずでしたが、私が目瞑りしている物以外では後年になって画角と明るさを補整する事になりました。 明るさは補整していますがこの点は安価で体験出来る学術施設系の平安装束の衣装体験だからでしょうか背景の設えの面では地味なように感じました。

自由撮影では立ち姿での構図と座りでの構図と両方撮影して頂きました。 変身店や装束専門店の本格的な平安装束の衣装体験と異なっていて、資料を残す事に対しての意義があるからでしょうか、基本的な立ちでの構図と座りでの構図は適度に残す事が可能になっています。 撮れ高としては約30枚でしたが少ない時間でも対応して頂けたのが嬉しかったです。

背景の設えの良さや写真の完成度を求めるのであれば変身店や装束専門店、単純に平安装束を着てみたいと思うのであれば学術施設系でしょうか。 香川県立ミュージアムさんは後年になって背景の設えが作られる形になりましたが、2010年9月の当時では木造りの背景での撮影になっています。

強いて言えば平安装束に合う何らかの小道具を持参していた方が写真の完成度としては良くなっていたでしょうか。 手に持つ物としてはスタッフの方に用意して頂いた鼓と神楽鈴しか無かったのでその点が惜しかったと言えば惜しかったです。 檜扇は糸が切れやすいのか定期的に修繕に出される事があるようです。

変身店や装束専門店の本格的な平安装束の衣装体験で見られるような小道具が色々とある形では無かったですが、せめて扇系の物を持参していれば良かったかなと思わせられました。 2025年の現在の私であれば檜扇を持参していたと思うと2010年当時では撮影の構図を作る面での技術の物足りなさを感じさせられました。

まとめ

無料で衣装体験が出来る平安装束、それも常設店舗が殆ど無い四国地方の物であると言う事でこちらの香川県立ミュージアムさんの平安装束の衣装体験は人気がありますが、人気があるだけに衣装や小道具の入れ替えが早いのかなと感じさせられる物になりました。

強いて言えば撮影用の背景がもう少し整っていたら良かったかなと感じましたが、無料で衣装体験が出来ているだけに無理は言えない感じでしょうか。 後年になって背景の設えが作られたと言う事で何らかの機会に訪問したいと思っていますが機会が無くて2025年の現在に至っています。 背景の設えが出来ていると言う事で再度の訪問をしたい場所にはなっていますが日程の調整から始める必要が出ています。

香川県立ミュージアムさんでの衣装体験はこちらの記事を再編集している2025年5月の現在では事前予約の形で有料化された形で再開されていますが、予約さえすれば安価な料金設定で衣装体験が出来るだけに嬉しい設定になっているのかなと思いました。