これまでのページでも和装系の衣装体験であったり平安装束の衣装体験であったりとそう言った体験に関しての良くある質問や疑問をまとめていましたが、改めて平安装束の衣装体験を楽しむ為にしたい事と題してこちらのページでまとめて紹介させて頂きます。(2025年4月3日改訂)
- 前日の睡眠はきちんと取っておく事が大事です
- 寒さ対策よりも暑さ対策を重点的に意識する事が必要です
- 店舗や学術施設への到着時間が遅れる場合は分かった時点で連絡しましょう
- 普段とは違う姿になるだけに恥ずかしがらずに楽しみましょう
- 手持ちのスマートフォンやデジカメでの撮影は積極的にお願いしましょう
- 店舗側のインスタグラムの投稿で撮影して頂きたい構図を事前に調べましょう
- 外出する設定の衣装の場合は撮影係を連れられるか複数人での衣装体験をお勧めします
- とにかく衣装を着ている人物の姿になりきる事、日常での物事を忘れて姿を演じきりましょう
- 1日に2か所以上の店舗や学術施設で衣装体験する場合は時間的に余裕を持っての行動を心掛けましょう

前日の睡眠はきちんと取っておく事が大事です
普段とは違う事をするので一種の高揚感が出てしまい、前日の睡眠がきちんと取る事が出来ない場合が多いですが平安装束の衣装体験の場合は重量感のある衣装を着付けられるだけに体力的な消耗があります。 遠方から店舗や学術施設に訪問する場合は前夜からの夜行バスで現地入りされる方もいますがそう言った場合でも意識的に睡眠を取って体力を養う事がお勧めです。
寒さ対策よりも暑さ対策を重点的に意識する事が必要です
平安装束は重厚な物ですのでとにかく暑さへの対策が大切になって来ます。 十二単と言った何枚も重ねて着付けられる衣装の場合は体温調整が難しくなる場合が多いです。 店舗系の場所では夏季以外でも冷房を入れての対応をして頂けますが、学術施設系の場所では節電対策で夏季以外の時期の場合は空調の対応がされていない所もあります。 寒さよりも暑さ対策を重点的に、冬の時期でも防寒仕様の下着を着る事を避けた方が良いです。
店舗や学術施設への到着時間が遅れる場合は分かった時点で連絡しましょう
飛行機の遅延、道路の渋滞と言った物事で当初の予約時間よりも遅れる場合も時としてあります。 基本的には店舗や学術施設への到着時間は体験開始時間の15分前を心掛けると良いですが、遅れる場合は分かった時点で店舗側に早めに電話で連絡しましょう。 10分以上遅れると前後の予約の絡みで体験時間が短縮される場合や体験その物がキャンセル扱いになる場合があります。
普段とは違う姿になるだけに恥ずかしがらずに楽しみましょう
こちらに関してはどの種類の衣装体験にも通じて言える事ですが、平安装束を体験する時には普段とは違う姿になるだけに恥ずかしがらずに楽しんだ方が良いです。 観光地の壺装束の貸し出しサービス等の外出する事が前提での物以外では室内で体験する物になりますので、第三者に見られている状態ではありませんので恥ずかしがらずに撮影をして頂きましょう。
室内撮影の場合は1組のお客様で撮影して頂けます
スタジオ撮影、室内撮影の場合は他の組のお客様の方とはなるべく一緒にならないように配慮して頂けます。 1組とはありますがおひとり様での訪問の場合でも1組としての扱いが可能です。 他のお客様の事は気にせずに撮影をして頂く事が可能です。

写真は2025年1月に西陣織会館さんで体験した十二単の物になりますが、着付けや撮影がされる部屋は一般の観光客の方に見られない場所になっていますので恥ずかしがらずに撮影をして頂く事が可能です。 西陣織会館さんは以前は一般の観光客が来られるようなロビーやステージでの撮影もありましたが現在は撮影場所が別のフロアの部屋に移転されています。
手持ちのスマートフォンやデジカメでの撮影は積極的にお願いしましょう
平安装束系の衣装体験の場合は店舗側の専属カメラマンによる撮影ではなく、あくまでもスタッフの方の撮影になりますので写真のデータに特化されたプランは少ないです。 基本的には自由撮影の時間が10分前後用意されている場合が殆どですのでその限られた時間の中で積極的にスタッフの方に手持ちのデジカメやスマートフォンでの撮影をお願いする事をお勧めします。

写真は2014年8月に黒田装束店さんで体験した十二単の物になりますが、平安装束系の衣装体験の場合は基本的には手持ちのデジカメやスマートフォンでの撮影する形式が取られている事が多いです。 自由撮影の時間が許される限り積極的にスタッフの方に撮影をして頂く事をお勧めします。
表情違いの写真も撮影して頂くと何かと役に立ちます
同じ構図の撮影でも視線の違い、顔の向きの違い、手元の仕草の違いと言った表情違いの写真も撮影して頂くと記念写真的な面でも資料的な面でも何かと役に立つ事が多いです。 店舗や学術施設によっては身体を動かすと言った構図を変えての撮影には消極的な所もありますので、表情違いの写真を撮影して頂くと実質的な面での手元に残せる写真が増える事になります。

写真は2016年7月に衣紋道雅ゆきさんで体験した十二単の物になりますが、左側の写真と右側の写真では同一の構図での撮影になっていますが、顔の傾げ方の違いでの表情違いの写真になっています。 構図を派手に変える事が出来ない場合でも表情違い程度の細かな変化には対応して頂ける事が多いです。
立ち構図と座り構図は予め決めて撮影して頂く事が重要です
平安装束系の衣装体験の場合は自由撮影の時間としては10分前後設定されていますが、構図を自由に変える事が出来る店舗の場合では立ったり座ったりを繰り返すと時間的な面でも着付けの面でも無駄な時間が発生しますので、立ち構図を5分、座り構図を5分と言う感じで予め頭に入れて構図を決めての撮影して頂く事が重要になって来ます。

写真は2023年12月に時代やさんで体験した十二単の物になりますが、左側の写真は立ち構図の物、右側の写真は座り構図の物になります。 自由撮影の時間で前半の5分は立ち構図、後半の5分は座り構図と言う感じで構図の大まかな設定を組み立てておくと時間を有効に使う事が出来ます。
店舗側のインスタグラムの投稿で撮影して頂きたい構図を事前に調べましょう
店舗、特に変身店の場合はスタジオ撮影の構図で数種類の物から選ぶ事が可能ですが、折角、手元に残せる写真があると言う事で店舗側のインスタグラムの投稿に掲載されている構図を見ての事前の情報を知っていると写真の仕上がりに違いが出て来ます。 店舗側のインスタグラムの投稿は構図探しの宝庫になっていますので二次利用にならない範囲で参考にして下さい。

写真は2023年3月に時代やさんで体験した細長の物になりますが、こちらの構図の基となっている写真は時代やさんのインスタグラムに掲載されていた物で衣装の仕様が異なっていますが、時代やさんのインスタグラムの写真をスタッフの方に見せて同じ構図でお願いして撮影をして頂きました。
後ろ姿や顔を覆った構図も撮影して頂くと資料的な物として役立ちます
意外と見落としがちな物としては後ろ姿や檜扇で顔を覆った構図での撮影になります。 変身店の場合ではメイクやかつら、写真の技術で別人のような写真を撮影して頂けるのですが、そう言った店舗の場合では顔を別人のように見せる技術力は高いですが、顔を見せない構図での撮影は基本的な構図として含まれていない場合が多いです。 平安装束の衣装体験の場合は特に言える事ですが、顔が見えない後ろ姿や檜扇で顔を覆った構図の写真を残していると資料的な物として役に立つ場合が多いです。

写真は2014年1月に時代やさんで体験した十二単の物になりますが、参考資料の目的で自由撮影の時間を活かして後ろ姿の状態で撮影をして頂きました。 後ろ姿は顔が写らないのでスタジオ撮影の基本的な構図としては含まれていませんが、垂髪のかつらの髪型の仕様や裳の見た目と言った資料的な要素の強い写真を残す事が出来ます。
外出する設定の衣装の場合は撮影係を連れられるか複数人での衣装体験をお勧めします
壺装束の貸し出しサービス等外出する事が前提の衣装体験の場合は、スタッフの方が付いて行って頂ける物ではないのが殆どですので、撮影係を連れられるか複数人での衣装体験をしてお互いに撮影するような形を取る事をお勧めします。 おひとり様での訪問の場合は三脚や自撮り棒を持ちながらの行動になるのでお勧め出来ません。

写真は2012年4月に時代やさんで体験した壺装束の物になりますが、この時には撮影係の方と一緒に訪問をして外出して嵐山の竹林公園で撮影をして頂きました。 時代やさんのウェブサイトを見ている限りでは2025年の現在でも外出のオプションを付ける事が可能になっていますが外国人観光客の方が増えている事もあって撮影に関しての事情は2012年当時とは異なっている可能性があります。
とにかく衣装を着ている人物の姿になりきる事、日常での物事を忘れて姿を演じきりましょう
平安装束を着付けられて撮影して頂いている時にはその衣装を着ている人物の姿になりきる事が大切です。 日常での物事を忘れて平安装束姿になった事を演じきりましょう。 博物館等の学術施設の展覧会で出品されているような絵巻物に登場する人物の姿を意識しながら撮影をして頂くと良いです。

写真は2021年12月に時代やさんで体験した袿の物になりますが、この時には紫式部の幼少期の漢籍の文書を嗜む姿を意識しての構図を作っての撮影をして頂きました。 顔立ちも少女らしく可愛い雰囲気のメイクにして頂きましたがこちらのメイクが余りにも可愛かったので以後、平安装束系の衣装体験のメイクではこのような仕上がりを希望する事になりました。 メイクで見た目も何もかも変わる事が出来るのですね。
1日に2か所以上の店舗や学術施設で衣装体験する場合は時間的に余裕を持っての行動を心掛けましょう
近年では店舗や学術施設の減少により少なくなっている例ですが、午前と午後で違う店舗や学術施設に行って衣装体験をする場合があります。 その場合では移動時間や昼食の時間、メイク直しの時間と言う感じで物理的に掛かる時間を計算しての時間的に余裕を持っての行動を心掛けた方が良いです。
過去に1日に3か所の店舗や学術施設を訪問して衣装体験をした事があります
かなり前の時期ですが、2017年9月に実際に体験した事でしたが、午前に店舗系の場所を訪問して、午後の早い時間に学術施設系の場所に訪問をして、さらに夕方前に別の学術施設系の場所に訪問をする形で1日に3か所の店舗や学術施設で衣装体験をした実例があります。 メイクに関しては1か所目の所でして頂いたメイクを残した状態で口紅のみを落として移動しながらの物になりました。

写真はその1か所目の衣装体験で2017年9月に黒田装束店さんで体験した斎王代の物になります。 斎王代の衣装を体験してから小忌衣を脱がせて頂いての十二単姿とさらに唐衣を裳を脱がせて頂いての重ね袿姿の衣装体験もしましたが、この時のメイクで口紅のみをメイク落としで落として移動する事になりました。

写真はその2か所目の衣装体験で2017年9月に石山寺拾翠園さんで体験した重ね袿の物になります。 京都の街中から列車を乗り継いで1時間30分掛かりましたが、体験料金が安かった事もあって体験してみたいと思っての行動になりました。 同業趣味の方が言われていた通りに豪華な屏風の背景での撮影で写真の出来栄えとしては良かったです。

写真はその3か所目の衣装体験で2017年9月に近江神宮衣裳部さんで体験した袿風の打掛の物になります。 石山寺から近江神宮までの移動時間が1時間近く掛かりましたが最終の体験枠には間に合った形になっています。 予約時に2枠分、1時間の体験時間で希望しての物になりますが体験料金が安かったのでこちらもついで訪問での体験になりました。 1時間の体験時間で4着分の衣装体験をしましたが1日で8着の衣装体験をしたと言う事で我ながら頑張ったと思いました。